エルチェンジザワールドを観てきました。あまり期待していなかったためか物凄く面白く感じました。松山ケンイチは本当にすごい俳優さんだ。ふくだまゆこちゃんもあの子役くんもいい演技するなー。敵役で金井勇太が出てたのにはびっくりした、感動。ひそかにずっと好きだったんですよ。
とにかく
原作を読んでいて且つ前後編を観ている人にとっては堪らない仕上がりになっていると思います。特にニアファン。映画自体がほとんどオリジナルになってはいるけど、決して原作を汚していないし、むしろ美しくしている。このL change the WorLdという映画もまたDEATH NOTEの世界をより鮮やかに写し出しているとそんなふうに思いました。
始終どきどきしっぱなしで観てました。今まで観た映画の中で一番面白かったかも。ALWAYSも捨てがたいけどね!
TOKYO CITY RHAPSODY…またこれも名盤でした。まだ聴き始めたばかりですが。
どの曲もクセが強くて、重い。一曲一曲がそれぞれ喜怒哀楽を持ち、それぞれの世界を生きている。それらは確かにバラバラで、仮想。そこにあるはずなのに掴めない、見えない。夢の中で生きているような。自分の存在すら曖昧になりそうで。その内に抱える闇を同じくした共同体。東京の実体を具現するならば、まさにこのアルバムがそうであろう。しかしこれはほんの片鱗。それが東京という名の巨大な虚空間なのだ。
って東京に住んだことはないですけど。問題はそこじゃないです。東京というモノに抱く幻想が生み出したメランコリー。地域としての東京ではなく、一つの概念としての東京というものがずっと昔からあったはず。それは絶えず変化してきていて、「今」を切り取るとしたならば椿屋四重奏は見事にそれを成功させたといってもいいと思う。いうなれば存在しているもの全てが世界を創っているわけだが、彼らが今まで避け続けてきた「リアル」を「東京」という媒体を通して創り出した。仙台でも熊本でもなく敢えて東京をコンセプトとして選びこのアルバムを完成させ世に放った中田裕二は、東京という名のブラックホールの内側にも外側にも立っているのかもしれない。
あの、まず、彼らアルバムの最後に持ってくる曲がピカイチなんですが、今回は不時着でございましたでしょ。あたくし聴く前にまずそこに感動いたしましてね。んで改めてアルバム通して聴いてみて、これ以外にくるものはないって確信しましたもんね。憎い奴ですね、ゆうじ。今年も沢山彼らを観たいと思もいます。荒吐、相当期待してます。
久々に長い文打って疲れました。はぁはぁ。