父の前で(電話越しだが)泣いたのは、小1のときケンタッキーに連れて行ってもらえなかったとき以来である。泣いて色々喋ってしまうと意外とすんとするもんである。おかげで今日は遅番なのに一番乗りの勢いで出勤してしまったり、しなくていいミスをしまくってしまった。しかし近くのコンビニで買った自己啓発本でなんとなく晴れ間が見えた。つまりこうだ、という答えはない。だが何となく進むべき道が見えた気がした。
同期の子が結婚するから辞めると言ってきた。わーおって感じ。円満退社は結婚しかないよねい。そうすると私はなんと宙ぶらりんなとこにいるんだろう。自力本願にならねばならないと書いてあった。
日本人はね、足りないものなんてない筈なのに足りない足りないって思っているんだと。住む所があり明日食えるだけの稼ぎがあり衣服もあり更に映画に行く時間も仕事帰りに同僚と飲みに行く余裕もあるというのに何が足りないというのかと。思わずなるほどと思ってしまった。こうして駄文を打てるのも携帯電話がありそれを持ち続けられるだけの収入があるからだ。
足りないものはない、と著者に言われはっとした。じゃあ日本人に一番足りないのは欲を押さえる我慢する力なんじゃないのかしらね。
まぁ私に一番足りないのは忍耐力だけどもね。
そんなわけで前向きに考えてますよ。いつ辞めてもいいって気持ちで明日も仕事します。不景気なんて知るか。心が不景気じゃコノ