だからどこかで綻びが出るのは仕方ないのかなぁとぼくは思う。とりあえず言ったもん勝ちなのかな。だから上手くいっていることもあれば。発言できなかった奴は墜ちていく、私のように。いや、発言しなかっただけか。
だってどう考えたって単位もらえる気がしない。コロシテクレー
遊んでる暇じゃないのわかってるんだけどだめねぇ
クルックがホルンを吹くというので、その演奏会を見に行った。会場は満員。私は特別に設けられた席で見ていた。ゲストは細木数子。サインをもらってクルックにプレゼントしようと思ったが、いつでももらえるし今日じゃなくてもいいか、と席に座って演奏を見ていた。演奏会が終わって、みんなで片付けをした。アンリャンが照明を片付けていた。私はわかなちゃんとステージに立ってその様子を眺めていた。「アンリャンのコート新しいやつだよね?」と聞くと、わかなちゃんは私の腕にに自分の腕を絡めて、今にも泣きそうな顔をしていた。私はどうして返事をしてくれないのだろうかと泣きそうになった。アンリャンはそんな私たちをニヤニヤと見ていた。帰ろうとしたとき、アクタモクタのベースの人と目が合って、送ってくれることになった。コンビニとファミレスが一緒になったみたいな店の中に入ると、バイト先のDさんが私を外へ連れ出して二人で電話BOXの中へ入った。中は少し広くて、テーブルとイスがあって二人で座った。するとDさんが「こないだの万引きがバレたら80万払わなきゃいけないんだよ。俺いま貯金に80万あるから、それ使い
なよ。毎月少しずつ返してくれればいいから。もし俺と別れても、お金の受け渡しをするときに会えるでしょ?」と言ってきた。毎月一度会うときに、体をよこせということらしい。段々わけが分からなくなってきて、寒いなぁと思ったときにふっと目が覚めた。
なんとも不吉なゆめである。ぶるぶる。
(´Д`)