太股が太すぎる。実にオーマイガーである。これは十中八九、高校時代の部活で鍛えた脚の筋肉が、トレーニングを全くしなくなってしまったゆえに弛んでしまったことによるものである。中高とバスケをしていた。バスケと言えば、脚の、主に太股の筋肉がついてしまうスポーツだ。短距離走の選手と同様な瞬発的なダッシュの繰り返しが求められ、そのために常に腰を落としておかなければならない(脚を大きく開いて壁によりかからない空気イスのような体勢である)。思い返せばフットワークも大半が太股を鍛えるものだった気がする。マネージャーが見つめる中、白眼を剥きながらゾンビみたいな顔をして、エクササイズもまぜながら何周もコートを走らせられたこともあった(少人数だったので男子と同じ練習メニューだった…)。めちゃくちゃ辛かったし、楽しかったなんて今だから言えるけど、ああやって無償で体を鍛えられる場があったのは本当に幸せなことなんだと思う。今なんて、ジョギングひとつするにしても色々気になることがあるし、ジムに通うのは大金がかかるし、体を動かしたいと思う気持ちばかりが先行してしまう。この太股の太さは、鍛えなければ引き
締まらない。食事制限や家でのちょっとしたエクササイズでは到底細くなりはしない。当然減量したいと思う気持ちはあるけれど、ぶっちゃけそんなんはどうでもいい。わたしは体を引き締めたい。細くなりたい。極端な話、体重は70キロだろうが80キロだろうが、見た目が細ければそれでいい。これは体重を落とすより大変なことだけども。部活…部活か。中高生が羨ましい。その部活も、将来はなくなってしまうかもしれないんだって話だ。廃止しようとしてるやつらの言い分もわかるけどさ。そうやって部活の時間を割いて得た時間を有効活用させていい大学に入れて、メタボリックなんちゃらの研究でもやらせようってのかね。笑わせるぜ。
吐くくらいバスケがしたいぜ